自分の生まれた場所の空気。
いくつになっても忘れません。
どんなに大人になってもその匂いを嗅ぐだけで一瞬にして昔を思い出すことができます。
これは何も人間に限ったことではありません。
皆さんは遡上という言葉をご存じだろうか。
鮭などが産卵の為に、自分の生まれた母川に一生懸命戻ってくることを指します。
彼らは出産の為に自分の生まれた場所に川を上るという険しい道を乗り越えてくるのです。
唐突ですがここで私から学術的大発見を発表します。
その内容とは!
「人間は鮭だった!」
はい、とうとう頭が…とか言わない!
説明するから安心して!
今朝のこと、私はいつものように満員の地下鉄に揺られていました。
私の職場へは地下鉄を一度乗り換えなければたどり着くことができないのですが、この乗り換え駅が毎朝大混雑。
車両を降りる人が出口に殺到するのですが中にはその先まで乗っていく人もいます。
彼らは何故か人の流れに逆らう。
人の激流を堪え忍ぶ。
鮭かてめぇーは pic.twitter.com/pHyTZ6LzXH
— おにっち (@onitti7) July 19, 2017
鮭かてめぇは!!
降りる人は当然邪魔くさそうにしています。
中には半ば鯉的にいや、故意的に突き飛ばしていく人もいます。
私は紳士の中の紳士なのでそのような事はしませんが、やはり一度降りて避難した方が楽なのになと思ってしまいます。
そんな事を思いながら遡上する人に視線をやると、そこには激流に耐える必死な顔 with 受け口
鮭(メス)かてめぇは pic.twitter.com/EmLG7zro17
— おにっち (@onitti7) July 19, 2017
鮭かてめぇは!!
そんなとこ。
そんじゃね。
このあと何かあると思った?
ない。
ないよ。
普通に会社についた。
もちろん卵も生んでない。
会社は私の育った場所ではないからね。
今日も1日頑張れよみんな。