話の聞き方

 

話を聞く

 

音や言葉というのは自分から何もしなくても

空気の振動が鼓膜に伝われば脳がその情報を処理して

理解することができるから

聞くという行為を意識することは少ないかもしれません。

そしてそれが実は結構難しいことだと気がついていない人がたくさんいると思います。

 

話を聞くと言うのは

相手の言葉を最後まで聞いて伝えたい事をしっかり受け止めることです。

しかし相手の話の途中で自分の意見を述べてしまったり

アドバイスを始めてしまったりする人がいます

 

聞く側だったのに

いつの間にか話す側に回ろうとしてしまう

 

自分の話を聞いて欲しい側は

一生懸命悩んでいることや

よく考えて頭の中である程度まとめた情報を伝えようとしているのに

反射的に思いついた相手の考えを押しつけられるはめになってしまいます。

 

それが自分の意見を肯定しているものならまだしも

否定するような内容だったら話す側は大きなストレスを抱えてしまいます。

 

相談という形をとっていても

話をしようという段階である程度頭の中では結論が決まっています。

その話を途中で遮られたり否定されることを話す側は望んでいるでしょうか。

 

・まずは相手の話を最後まで聞く

・意見を求められるまでは自分の考えを話さない

・誰かの考えが100%正しいことなんてない

・話を聞いて欲しいと言われたら聞いて欲しいのであって意見がほしいのではない

 

これらの事を理解して

相手の話を聞いてあげましょう

 

うんうん聞いてくれるだけを求めていることって

結構あると思います。

予測と反応

 

反応

それは生体が刺激を受けて変化や活動を起こすこと

 

大脳が判断して起こす行動で反射とは違います

(反射は熱い物を触ったときにとっさに手を引くような考えずに起こる行動です)

 

考えて起こす行動というのは過去の経験が大きく関係しています

これまでの失敗や成功から最適だと思われる行動をとるのが生物だからです

 

ただ、全ての反応を刺激が起こってから考えていたのでは自らの生命を守るのに弊害があります

そこで私たちはある程度起こり得ることを予測して生きています

 

深く考えてはいなくても五感から入ってくる情報からある程度何が起こるか予測しているのです

何かが起こった時、それを予測しているからスムーズに反応することができるのです

 

では、この予測が働かなかったらどうなるでしょうか

1つの例をあげてみましょう

 

先日のこと

出社中の私の前に見ず知らずの人が立ち止まりました

私はその人の風体からこれから起こり得ることを予測しはじめています

この時点で得られている情報は

・立ち止まった人が身なりのしっかりした目上の男性

・私は彼のことを知らない。つまり見ず知らずの人

 

「え、何、、誰、、、」

私の大脳大混乱

コロナウイルスの影響でマスクをしているので顔を完全に確認することはできませんがさすがに全く見ず知らずの人を知らない人だと把握することはできます

その上で私の脳はこの人を知らないと導き出しています

 

脳内のデータベースに参考になる事象が存在しないと人は戸惑う

 

ただ、立ち止まられただけならば何か反応をしなければいけないということもない

偶然そこに立ち止まっただけなのかもしれない

ここは様子を見よう

考えがまとまったので私は注意深く彼を見るという反応をとります

 

その数秒後

 

この御仁は手を指先まで綺麗に伸ばして太ももの横に添え

とてもきれいなお辞儀をなさりました

 

「お辞儀ーーーー!!!!!」

大脳大混乱

 

見ず知らずの人がわざわざ立ち止まってお手本の様なお辞儀

 

ない!

そんな事例は私の脳には蓄えられていない!!

 

予測が立たない!!

 

私のとった行動は

 

固まる

 

お辞儀を返すでもなく

声を出すわけでもなく

 

ただ固まる

 

 

何も出来ない

瞬時にお辞儀を返すなんていうのは予測の成せるわざ

 

全く予測がつかない事態に遭遇すると人は

固まる

 

 

よかった

これが命に関わる事態でなくてよかった

もしそうであったなら

固まるなんていう選択肢は

最悪の一手だと言っても過言ではないでしょう

本当によかった

 

 

こうして人は日々経験を蓄積し

次なる事態の予測を立てられるようになっていくのでした

 

 

ちなみに

 

次、全くの他人にお辞儀されたらどうするかというと

 

 

 

 

 

固まる

 

 

と思います

 

だって他に何もしようがないから

 

 

 

 

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2020年初雪

新型コロナウイルスという大きな脅威が生まれ

世間は大きくその形を変えているというのに

今年もしっかりやって来ました

 

初雪

 

 

ここだけ平常運転

全く降らなければそれはそれですこーーーしだけ寂しい気もしますが

 

基本的には全くいらない

無きゃ無い方がいいに決まってます

 

車のタイヤも交換しなくていいし

雪かきの手間もない

吹雪で視界が遮られることも当然無ければ

雪で濡れることもない

 

けれども

 

変わらない物が存在することに

ちょっとだけほっとしたりもします

 

本格的に冬がやってきます

 

 

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受け入れるよりも迎えに行く

受け入れる。

これができると憤ることが減る。

 

 

理解できない事があると本能的に恐怖を覚え、自分を守るために怒りという感情を引き起こす。

 

本能に触れる部分なのでこれは仕方がない。

なので理解出来ないということを受け入れてそれを理性的にそのままにしておくことを許容する。

 

ぐっと憤ることが減る。

 

しかし!受け入れるには受け身の部分が残る!

 

これをさらに進化させると!

迎えに行く!!

 

受け身だとどうしても後手に回る

自分のペースを合わせていかなくてはならない!

 

ならば、不意打ち的に自分から迎えに行く

 

こうすることで完全に自分主導になる。

 

 

 

自分のペースで行動し、自分の影響が及ばないことはそのままにしておく勇気を持つ。

 

 

ストレスも怒りも減ると思うよ

 

 

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おもしろいのに空気が和らがない人

いませんか?

 

おもしろいのに一緒にいると疲れる人

 

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おもしろいのに。

気分屋だったりするわけでもないのに。

 

だとするとその原因は

笑わせるけど笑わないこと

 

かもしれません。

 

 

自分が相手を笑わせて嬉しいのと同様に、相手も自分を笑わせようとしてくれているかもしれない。

 

それなのに相手の会話を全てかっさらう。

 

全部自分の物にしようとする。

 

主役じゃなきゃ気が済まない。

 

 

相手だって自分が笑ってくれたら嬉しいのに。

 

奪う一方。

 

たしかに相手よりあなたの話の方がおもしろいかもしれない。

 

けれど気に留めるべきはそこではない。

 

相手を思いやる気持ち。

 

 

相手の話をしっかり聞く。

 

無理に自分の笑いにもっていこうとしない。

 

しっかり聞いてしっかり笑う。

 

 

無理に笑わせるより相手は喜んでくれるかもしれませんよ。

 

常に笑顔な人はそれだけで素敵なものです。

 

楽しい気持ちにしてくれるものです。

 

 

空気が和らぐものです。

 

 

そんなとこ

 

 

感情とは

感情

これが湧くときには2つのパターンがあります。

 

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でも面倒なので教えません。

調べてください。

 

大人は何でも教えてくれない!!

 

なんてことを言うとせっかくここまで見に来てくださった人に失礼なので平謝りに謝ってからお話しさせていただきます。

 

感情とは、そもそも生命を守るためのセンサー。

 

これが発生するタイミングは

1.本能的に危険を察知した時

2.人生において体験してきた事が自然と自分の脳に蓄積されそれに基づいて呼び起こされた時

 

1.の方は例えば自分の顔に向かって何かが飛んでくる。

これは何も学んでいない赤ん坊でも恐怖という感情を抱くでしょう。

 

これに対して2.の例をあげると

人とのコミュニケーションの中で人にからかわれた時などに発生する怒り。

 

1は普遍的な反応なのに対し2はその人の人生の歩方によって様々な感情がわきます。

幼少期に人からからかわれて恥ずかしい思いをした人はからかわれることに怒りを覚えるかもしれませんし、からかわれた時に戯けることで人気者になった人は喜びを感じるかもしれません。

 

1の方の感情をコントロールすることはできませんが2の方の感情はコントロールできます。

 

その感情に結びついた体験がどれだけ衝撃的だったか、どれくらい繰り返されたかなどによって程度は違いますが、その感情がわいた理由を後から考察する。

 

じっくり考えることで対応をかえることができるようになります。

 

これを繰り返すことで実際に感情を揺り動かされる場面が来たときに瞬時にいままでとは違う感情を持つことができます。

 

 

同じ1日、1時間、1分、1秒なら少しでも楽しい感情でいてください。

 

 

おにっちでした。

気分屋さんはもしかしたら

ち(っさいおにっち)「何を朝からそんなにムスッっとしとんねんおはようさん!!」

私「えっ!?ムスッとしてた??」

 

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ち「こんな顔しとったで」

 

私「こりゃまた見事な仏頂面だな」

ち「ほんで何をそんなブスっとしとんねん?ブスがブスっとしてもなんにもいいことあらへんよ」

 

私「さらっと人の外見をけなすなこらっ」

ち「うっせーぶす」

 

私「細美さんのマネか?」

ち「ちょっと言ってみたかってん///」

 

私「けど、本当に私は何の不満もないしブスッとしていたことに気がついてもいなかったんだ」

ち「自分何の気なしに人の顔とか見てへんか?」

 

私「え?なんで?」

ち「かぁーーーあっほやなぁ自分!相変わらずアホやなーーーーー!人間は視界から入ってくる情報を無意識に脳で処理してんねん。意識しないで見ているものからも沢山の影響をうけとる。せやから仏頂面の人と目が合うとなんや嫌な気分になるし、笑顔の人と目が合うとこっちまでほんわかするんや。」

 

私「じゃあ、特に理由がないのに気分がコロコロ変わる人って…」

ち「せや、情緒不安定な人や!ってちがーーーーーーう!人よりセンシティブなのかも知れへんな。人一倍人の気持ちに敏感で優しいのに損しとるかもしれん」

 

ち「本当は先入観なしにそういう人の良いところをみんなが気がつければいいのかもしれへんけど人間みな自分の事に忙しい」

ち「わかってもらう努力とか自己表現はとても大事だということやな」

 

私「そうだね。自分からわかってもらう努力をしないで嘆いてはいつまでたっても誰も自分の事を知ってくれないってことだね」

 

ち「その点わしなんてあれやで?自己アピールの達人やからちょっとの動作ですぐに相手に気持ちを伝えられるで?」

 

私「なに?その手?もしかして小遣いせびってる?」

ち「ほーらな?わかったやろ??ってなに自分中指立てとんねん!今日という今日はケツから手ぇ突っ込んで奥歯の虫歯治療したらぁーーーーー!!!」

 

私「虫歯なんてないしやるなら普通に治療しろやぁーーーー!」

 

 

 

何気ない表情

 

意外と周りに影響を与えます。

意識しないで難しい顔をしてしまっているあなた。

 

せっかくなら笑顔でいませんか?

 

不思議と周りが優しくなりますよ。

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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人に何かを指摘するときは。「正論で相手を追い詰めていませんか?」

相手に何かを指摘するとき。

それがどんなに正しいことでもそれを1から10まで全て説明していませんか?

 

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え?きちんと説明して何が悪いの?

 

そう思いますか?

 

確かに論理的に正しいことをああだからこうでしょ。と指摘することは他人が聞いたときには正論だなと思うことでしょう。

 

しかし言われた人間だけは、反論の余地もなく、まして反論しようものなら正論で抑え込まれる。
言われていることが図星なだけに余計イライラする。

 

これでは自分が悪いと思っても何か釈然とせず、後々まで苛立ちを引きずるでしょう。

 

こうならない為には相手にする話を8割程度にとどめ、相手に考えさせる時間と余地を与える。

相手が感情的に反論をぶつけてきてもすぐには答えない。

 

こうすることで言われた側はしっかりと自分を見直すことができ、指摘された内容をうまく消化することができるようになります。

 

どんなに正しいことも相手が受け入れる準備ができていなければ意味がありません。

 

コミュニケーションというのは相手がいて成り立つもの。

 

 

相手の気持ちを大切にしましょう。

人と関わるが苦手だと言う人へ

コミュニケーションが苦手という人

それは「笑われたくない」、「怒られたくない」、「嫌われたくない」、「傷つきたくない」の内のどれかもしくは複数、はたまた全部でしょうか?

 

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このどれかに該当するのならまずは自分がどう思われるかを忘れてください。

 

コミュニケーションが怖くなくなります。

 

本当に相手を大切にしたいなら、自分がどう思われたいかではなく、相手の気持ちはどうなのか。

そこに集中してみたら良いと思います。

相手を閉じ込める「要するに」、「つまり」

ち(っさいおにっち)「おい、ちょっと聞いてくれや…」

私「どうした、元気ないな珍しい」

 

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ち「あほか、わしゃ繊細やねんぞ、年中悩みっぱなしや。お前のように脳内お花畑ちゃうねんぞ」

私「まったく悩みを聞いてもらう態度じゃないけどまぁいい続けなさい」

 

ち「わしな、お前が仕事に行っている間家にいるわけやん?そうなるとわし家に1人やんな?。毎日毎日1人やんな。さすがに天才のわしでもやることが尽きてくんねん」

私「要するに暇だと?」

 

ち「う、うん、、そうなんやけどな、わしも迷惑はかけとないからお出かけしたり趣味見つけておとなしくしているわけやん?そうなってくると今度はほら、懐が、、」

 

私「つまりお小遣いを上げてくれと」

 

ち「いやーーーー驚いた!!!お前は人の悩みを聞く才能が絶望的にないな!どれくらい絶望的かといったらスーパーで一週間分の食材を選んでレジ打ち終わった瞬間に財布を忘れた時くらい絶望的や!!」

 

私「は?この短時間でなんでそんな事がわかるんだよ?」

 

ち「わかるわ!この脳内閉鎖病棟が!!!!」

 

ち「自分今のわしへの返答何点!?100点満点で何点なん!?!?」

 

私「そうだな、あたりさわりなく80点くらい?」

 

ち「あんな、2点や2点。2言返したことによる参加賞の2点や。ポケットティッシュの参加賞があったら0点ってことやな」

 

私「なんでだよ!?きちんと悩み聞いて普通に会話してるじゃねぇか?」

 

 

ち「自分(要するに、つまり)なんて言ってるよな??何をもってわしの会話の中でそれが重要事項だと思ったん?自分が省いてしまった所にわしの本当に伝えたいことがあったとは思わへんのん??」

 

私「・・・」

 

ち「何を黙りこくってんねん、お前は貝か!自分は悩んでいる本人よりその悩みに詳しいんけ?人間が1日にどれくらい自分の事を考えてる思てんねん!?そんな本人より相手の会話の大切な部分が理解出来ていると思っているならそら完全なる思い違いやで!!」

 

私「確かにその通りだな…」

 

ち「そもそも相手の悩みを自分が解決してやろうなんていう姿勢がもうアウトや!バッターボックスにたった瞬間から三振しとるで!バット持ってへんねんもん!」

ち「相手の悩みは相手にしかわからん!だからこそできるだけ共感してもし相手が気がついていないことがあれば参考として相手に伝える。その程度しか他人にできることはないんや。」

ち「あなたはこういう人間ですよねみたいな押しつけはもってのほかや!!」

 

ち「相手が本当に伝えたいのはそういうことじゃなかったのにと思ったらどうなると思う?話す気を無くすわな?話さなければよかったとさえ思うかも知れへん。これが悩み相談の結果として正しいか?」

 

ち「(要するに)とか(つまり)で自分は相手の気持ちを相手の中に閉じ込めてしまったわけや」

 

 

私「なるほど、、、そうだったのか。ごめんなおっさん。今度はきちんと話聞くからもう一回話してくれるか?」

ち「おう、小遣いくれや!」

 

私「一連の話しが台無しだろうがこの穀潰し!!!!潰すぅううう!!!叩きつぶすぅううあああ!!潰しきるぅぅぅうううううう!!!!」

ち「返り討ちやこの暇つぶしぃぃいいいい!!!!暇つぶしってなんや意味わからへんわぁああああああああああああ!!!!」

 

 

人のお話を聞く。

耳から相手の言葉の空気信号を脳に伝えることではありません。

 

きちんと相手の事を思いやる。

リスペクトする。

 

簡単なようで難しいことです。

聞く力を育てましょう。

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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