ち(っさいおにっち)「おい、ちょっと聞いてくれや…」
私「どうした、元気ないな珍しい」
ち「あほか、わしゃ繊細やねんぞ、年中悩みっぱなしや。お前のように脳内お花畑ちゃうねんぞ」
私「まったく悩みを聞いてもらう態度じゃないけどまぁいい続けなさい」
ち「わしな、お前が仕事に行っている間家にいるわけやん?そうなるとわし家に1人やんな?。毎日毎日1人やんな。さすがに天才のわしでもやることが尽きてくんねん」
私「要するに暇だと?」
ち「う、うん、、そうなんやけどな、わしも迷惑はかけとないからお出かけしたり趣味見つけておとなしくしているわけやん?そうなってくると今度はほら、懐が、、」
私「つまりお小遣いを上げてくれと」
ち「いやーーーー驚いた!!!お前は人の悩みを聞く才能が絶望的にないな!どれくらい絶望的かといったらスーパーで一週間分の食材を選んでレジ打ち終わった瞬間に財布を忘れた時くらい絶望的や!!」
私「は?この短時間でなんでそんな事がわかるんだよ?」
ち「わかるわ!この脳内閉鎖病棟が!!!!」
ち「自分今のわしへの返答何点!?100点満点で何点なん!?!?」
私「そうだな、あたりさわりなく80点くらい?」
ち「あんな、2点や2点。2言返したことによる参加賞の2点や。ポケットティッシュの参加賞があったら0点ってことやな」
私「なんでだよ!?きちんと悩み聞いて普通に会話してるじゃねぇか?」
ち「自分(要するに、つまり)なんて言ってるよな??何をもってわしの会話の中でそれが重要事項だと思ったん?自分が省いてしまった所にわしの本当に伝えたいことがあったとは思わへんのん??」
私「・・・」
ち「何を黙りこくってんねん、お前は貝か!自分は悩んでいる本人よりその悩みに詳しいんけ?人間が1日にどれくらい自分の事を考えてる思てんねん!?そんな本人より相手の会話の大切な部分が理解出来ていると思っているならそら完全なる思い違いやで!!」
私「確かにその通りだな…」
ち「そもそも相手の悩みを自分が解決してやろうなんていう姿勢がもうアウトや!バッターボックスにたった瞬間から三振しとるで!バット持ってへんねんもん!」
ち「相手の悩みは相手にしかわからん!だからこそできるだけ共感してもし相手が気がついていないことがあれば参考として相手に伝える。その程度しか他人にできることはないんや。」
ち「あなたはこういう人間ですよねみたいな押しつけはもってのほかや!!」
ち「相手が本当に伝えたいのはそういうことじゃなかったのにと思ったらどうなると思う?話す気を無くすわな?話さなければよかったとさえ思うかも知れへん。これが悩み相談の結果として正しいか?」
ち「(要するに)とか(つまり)で自分は相手の気持ちを相手の中に閉じ込めてしまったわけや」
私「なるほど、、、そうだったのか。ごめんなおっさん。今度はきちんと話聞くからもう一回話してくれるか?」
ち「おう、小遣いくれや!」
私「一連の話しが台無しだろうがこの穀潰し!!!!潰すぅううう!!!叩きつぶすぅううあああ!!潰しきるぅぅぅうううううう!!!!」
ち「返り討ちやこの暇つぶしぃぃいいいい!!!!暇つぶしってなんや意味わからへんわぁああああああああああああ!!!!」
人のお話を聞く。
耳から相手の言葉の空気信号を脳に伝えることではありません。
きちんと相手の事を思いやる。
リスペクトする。
簡単なようで難しいことです。
聞く力を育てましょう。
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