ち(っさいおにっち)「はいどーもーーー」
私「とうとう幻聴が聞こえるようになってしまったか。師走の忙しさが私をむしばんだようだ。休もう」
ち「むしばまれているのはお前の脳や!!いや!だから幻聴が聞こえるっていう意味ちゃうで!!記憶力の方や!!海馬がほんまのトドになってもぅたんちゃうか!!海馬と書いてトドと読むんや!!」
ち「なんで忘れんねん!!あんなに熱い言葉を交わし合ったワシの存在をどうやったら忘れることができんねん!!ちょっと泣いたわ!!」
私「なんだこの珍妙な生き物は。イカン幻覚まで見えるようになったか」
ち「まだ言うか!!よし!その脳、ウニと入れ替えたるから頭だしてみぃ!かち割ったるわ!!」
私「おぉ、思い出した。ちっさいおっさんな。いたいた。そんなのもいた」
ち「いたいたちゃうで自分!!鼻かみすぎて脳みそ全部ゴミ箱いきなったんちゃうかと思ってさすがに心配したで」
私「すまんがおっさん、私は今忙しい。後にしてくれるか」
ち「忙しいってなんやねん?ワシと話する以上に有意義な時間なんてお前にはないがな?全てをうっちゃってワシの話を聞かんかい。三半規管をほじくりださん勢いで耳掃除して聞かんかい」
私「わかったわかった、片手間で聞いてやるから好きなように話しなさい」
ち「ちっ!すっかりうわついとる!自分足元を見てみぃ!ほぉ~~ら~~あしもとを」
私「あぁわかったわかった見たぞ。なんだってんだいったい」
ち「お前の足元はすっかすかや。その脳細胞よりすっかすかや」
ち「そんな状況で高みの景色を一瞬みたからってどうなる?崩れ落ちるのが目に見え取るがな。それともあれか?見てみたかっただけなのか?」
私「あほか!私は天界人になる!!登ったら降りる気なんてないわ!」
ち「せやったらしっかり足元を固めんかい!!」
ち「既に高いところにいる人ばっかりみてその景色に見とれてたら、気づかんうちに足元スッカスカで高いところから転げ落ちるで。大けがして今まで以下や。おめでとう。自分はアリよりも低い位置がよぉ似合う!」
私「私の事はいいけどアリさんをバカにすんな!!」
ち「そこは今どうでもいいがな。底なしのアホやから落ちても怪我せぇへんな。ぶつかる底があらへんわ」
私「なるほどそうか今回もためになったよありがとう」
ち「すっかり聞き流しとるがな!!その残り少ない脳にワシのありがたーーーい話と恐怖を刻み込んだらぁーーーーーー!!」
上ばかりを見ていたら気がつかぬうちに身動きが取れなくなってしまうかもしれません。
日々の努力は嘘をつきません。
焦る気持ちを抑えることも成長の大きな糧となります。
日々を大切に過ごしましょう