都合の悪い価値観を排除し
自分の周りに自分に似た者だけを集め
一見居心地の良い環境を作り上げる
一瞬は快適かもしれない。
しかし人は慣れる生き物
その平穏はほんの一時しか続かず、
やがて似た者だらけの世界はその中で多様性を求め
個性を発揮しようとする。
するとどうなるか
作り上げた世界はまた多様性を帯び、元の状態に戻る
そこからまた同じように新たな価値観を排除し続けると
最後には孤立してしまう。
そこには相対性が存在できないから
無色の味気ない世界だけが残る
結局、居心地の良さや楽しさは
その大局にある感情があることで存在できる
自分に都合の良いだけの世界は存在し続けられない
苦しい時
悲しいとき
逆境があるから
人生が輝く。
悩みや苦しみというものは避けられないけれど
それだけが永遠に続くこともない。
その中でも必ず相対的に喜びが見つかるから。
負の記憶というのは痛みを伴うからどうしても記憶に刻まれがちだが
同じだけ素晴らしい経験をしているはず。
そんなことを忘れないで生きていればいつの間にか楽しい事だらけだった記憶が出来上がっている
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