茶番狂言 略して茶番

 

昨夜の事

 

一件のメールが上司から私の元へ

「迷惑メールフィルターの設定が上手くいっていないな」

ブツブツ言いながら開封する私。

 

【緊急】

と題されたそのメールの中身はとても緊急とは感じられない仕事の指示でした。

 

「標題と本文でギャップを作るなんてあいつめ、やりおる…」

なんてくだらない事を言っている場合ではありません。

 

ただでさえ普段から忙しく、更には極力働きたくない私

脊髄反射的に返信を作成します。

 

ーーー以下本文からの抜粋ーーー

 

おつかれさまです。

おおよその内容は把握できました。

無事遂行できるよう調整します。

 

その上でいくつか質問があります。

~~省略~~

 

標題にあるとおり【緊急】とのことですが、これらを踏まえた上でその優先順位を決めていただきたいと思います。

明朝までにその優先度を

ファンタの何味かでおしらせください

 

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はい、本気で書いています。

なので当然本気で返ってきます。

 

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標題:ファンタ

本文:グレープ

以上

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「グレープだと!!ダァーーン!!(机を叩く)」

「正気か!?白桃、、いや、せめてオレンジならいざ知らず!グレープだと!!」

 

「何故こんな時期まで放っておいた!くそっ!!!大幅なスケジュールの変更が強いられるな」

 

「くそっ!せめてオレンジなら、、、、」

 

というのが今現在繰り広げられている茶番。

 

 

ファンタグレープが待っているからそろそろ働こう

 

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