就職する
全く仕事のノウハウを知らないところから3年、5年、10年と
知識と経験を積み上げる
「1つの仕事を隅々まで理解しようと思ったら10年かかる」
私が入社したときに伝えられた言葉
時代の移り変わりという波を乗り越えて生き残り、ビジネスとして確立されて職業でも結果や形になるまで10年かかる。
そう考えてみると、何か新しい事を始めようと思ったらそこに要する時間とはどれくらいになるだろうか。
中には天才的なひらめきや運、流れに乗ってあっという間に結果を出す人もいる。
ただそんな稀な例は一体何%くらいのものだろうか。
「世の中はそういったごくわずかな人をエンターテイメントとして取り立てるから、人生で何かしら成功した人は才能があって自分とは全く違う生き物だ」
なんとなくそう思い込まされてはいないだろうか。
何かが形になるまでには時間がかかるんだ。
1年や2年の努力でそう簡単に大きな事は成し遂げられない
秘伝のタレのように
改良を重ね
毎日毎日愚直に継ぎ足し
煮詰め
それを永遠に繰り返す
そうすることでいつしか生まれたのが最高のタレ
ちなみに、注ぎ足したタレは数ヶ月で分子レベルで消えてしまう
つまりすっかり入れ替わってしまうそうな。
タレは入れ替わってもそこには人の気持ちがある
怨念にも似た情熱が宿ればすっかり入れ替わった何の変哲もないタレですらありがたがられるわけだ。
だとすれば
積み重ねた努力や経験、知識という消えて無くならないものをずっと積み重ねればそこには必ず何かが生まれる。
世の中に未来が見えている人はいない。
結果的に成功した人は誰よりも考え、努力している。
そのスピードが速い人は努力の濃度が濃いのだろう。
タレで言えばしょっぱい。
所々でタレの話を入れていたので焼き鳥が食べたくなった。
今日はこの辺にしておいしい焼き鳥屋さんを検索することにしよう
そんなとこ