ぬか喜び

 

ぬか喜び

糠喜びと書き、

「一瞬の喜び」「あとでがっかりするような儚い喜び」と言った意味です。

 

 

 

糠とは、玄米を精米して白米にする時に取り除かれる外皮の部分で、
「ちっぽけなもの」「細かいもの」と言った意味合いも糠にはあります。

そこから転じて
「ちっぽけな喜び」「儚い喜び」という感情を「ぬか喜び」と表すようになりました。

 

つい先ほどのこと

仕事が立て込んでいる最中また新たな依頼がありました。

 

嫌な予感を感じた私は即座に気配を消します。

とりたてて特技というものがない私ですが唯一の特技があります。

それが気配を消すことです。

向こうの壁が透けて見えるくらい気配を消すことができます。

 

私はこの特殊能力を駆使することで難局を乗り切るよう試みました。

 

これが功を奏したのか私の下に指示は届きませんでした。

 

危機を脱した私は上機嫌で仕事を続けます。

 

しかし、喜んだのもつかの間

 

自分では出来ないと早々にあきらめた上司から

「これ、お願いできるか」という恐怖の宣告

 

まさに糠喜びです。

いや、その儚さといったら糠どころか微生物くらいでしょう。

ミジンコ喜びです。

肉眼でとらえることができません。

顕微鏡の購入申請をあげておこうと思いました。

 

くだらない事を考えている暇があったら少しでも作業を進めましょう。

現実に帰ります。

怒りを少なくする方法

 

怒り

感じる方も

向けられる方も

不快ですよね。

 

 

怒りの強度が人より強い

継続期間が長い

怒りを抱く回数が多い

 

人それぞれ怒りにも特徴があると思います。

 

自分が怒りっぽいなと言う人は

まず自分の怒りのタイプと何に対して怒りを感じるかをよく知ることが怒りを抑える第一歩となります。

 

自分が怒りを感じたときに紙などに書き出して見ましょう。

 

自分がどんな時に怒りを感じ

どれくらい継続し

どれくらいの頻度で怒っているかがよく見えてきます。

 

そして怒りを感じたらその怒りの程度を10段階で評価してみてください

自分が怒っているか否かだけではなくどの程度の怒りなのかよく見つめてください。

 

客観的に怒りの原因を評価することで冷静になることができます。

また、怒りのピークは6秒と言われているのでそうやって考えている内に少しずつ怒りは納まっていきます。

 

怒りを感じること自体は悪いことではありません。

時には怒らなくてはいけないこともあります。

 

自分の中で

 

怒る必要のないこと

許容範囲内

怒らなくてはならないこと

 

この三つの境界線を日頃から意識してみましょう。