彼はそのPCに恨みでもあるのだろうか?
お昼ご飯の卵焼きを食べられた?
デザートの羊羹を奪われた?
!?
そのENTERキーに見えるのは実は羊羹か!?
いや、ならばあんなに強打している理由がわからない。
そこにある羊羹を食べればよいのだから
いや、そうすると次からENTERが押せなくなる!?
そ、それはこまる。
SHIFTやALTではない
唯一無二の存在。
それがENTER
一時の感情と欲望に侵されるにはその代償は大きすぎるのだ。
そして、そのやり場のない怒りに彼はまた今日もキーボードを強打する。
来る日も来る日も強打する。
そこにある羊羹を口に入れるその日まで。
とまぁそんなアホな妄想はどうでもよくて
本当に困っています。
普通に手をキーボードに乗せたらそんなに強く押せないはずなんです。
でもほら、いるじゃないですか?
一つ一つのキーを経絡秘孔でも突くかのように突き通す人。
狐の影絵みたいな形の手をしてキーボードを射貫く人。
ガシガシを通り越して
ゴシゴシ
ゴシゴシたたきつける人。
フォルテッシモ。
やかましいわっ!!
キーボードクラッシャー撃退法を募集しています。
名案のある現代の一休さんは是非おにっちまで。
んじゃ