ニックネーム又の名をあだ名
友人や家族間で親愛の意味も込めて呼ばれるこのあだ名
誰もが一つくらい持っていると思います。
しかし今回私が言いたいのはそういう親密性を持ったものではありません。
コンビニなどのよく行くお店でつけられているであろうあれです。
店員さん同士がお客さんの特徴などから陰で呼んでいる方のそれです。
ちなみに私の場合は「コーラグミ」です。
もちろん実際にそう呼ばれているか確認したわけでも偶然そう呼ばれているのが聞こえてきた訳でもありません。
ただ、私が店員さんで私にニックネームをつけるとしたらこれしかありません。
むしろこれ以外認めません。
これ以外を私に命名するとしたらその人のネーミングセンスを疑います。
ネーミングセンス音痴にもほどがあります。
私は幼い頃から飽きるということを知らず、一つ気に入った物があると狂ったようにそれだけを重用する癖があります。
またものすごく保守的な人間なので1日のペースを変えることを極端に嫌います。
そんな私が毎朝同じコンビニで同じように買い続けるのがコーラグミ
ちょっと愛想の良い店員さんがレジに入ろうものなら「本当にこれ好きですよね」なんて言われてしまう始末です。
「いや!余計なこと言うなや!!」
失礼、突然取り乱しました。
というのも、こんな事を言われた日にはセンシティブな私は
「あぁ、これ絶対コーラグミって呼ばれているな」
とか
「今日は冒険して違うグミ買いたいけれど期待を裏切れないな」
果ては
「今日コーラグミコーラグミ買わなかったさ!マジなんなのあいつ!コーラグミがコーラグミ買わなかったらコーラグミじゃなくなるじゃないか!」
なんて事を言われているのではないかと考えにゃならんのです。
「余計なこと言うなや!!!」
あなたのその一言で私のコーラグミへの揺るぎない信仰に一点の曇りがあたえられるのです。
「そう思っても言うなや!」
雑談なんかは全然かまわないんですよ。
ただ!そこは触れるなや!
私が唯一丸出しで歩いている弱点ですから!
そこには触れるなや!
なんて事をコーラグミを食べながら思い出した次第です。
話が迷走してきたのでこのお話はこの辺で。