強迫観念と確認行為

 

春が近づいて来ましたね

季節の変わり目というのは私の様に心が不安定な人間には

良い意味でも悪い意味でも影響が大きいです。

 

日の出が早くなったり暖かくなったりは

心の重さを解消してくれるのですが

その反動が出たときは

その分振り幅が大きくなっているので

辛く感じたりするものです。

 

強迫観念が頭をもたげると

その辛さが一層大きく感じます。

 

何かをやらなくてはならない

やってもやっても安心感が得られない

安心できないから更に確認作業が増える

 

強迫観念がもたらす確認行為は

無意味だとわかっていてもやめられないといいますが

私の場合は無意味ではありません

 

自らを納得させるためにやっているのですから

納得できればそれで目的を果たせると思っています

 

しかし

 

不安は不安を呼び

そのループから脱することは簡単ではない。

 

「安心できるまでやらなくてはならない」

その気持ちが強すぎて

少しの違和感も放っておけません

 

 

そもそも「安心できるまでやらなくてはならない」

は単なる思い込み

思い込みなら

「安心するまでやってはならない」

に塗り替えられないものか

 

そんな風に考え、最近は確認行為が出そうになると

「これをやめないと永遠に楽にならない。」

「繰り返すことで楽になるのではない。繰り返さないことで楽になるんだ」

と自分に言い聞かせてみています。

 

確認行為をしない事に対する気持ち悪さは

非常に大きいですが

時間が経つにつれて

少しずつ耐えている辛さは薄れていきます。

 

100を0にするような

劇的な改善はなくても

それでいい

50でも40でも

少しでも楽になっていればそれでいい

 

それくらい心を緩めて

上手く付き合ってみてはどうだろうか。

 

 

スポンサーリンク