来世は門

 

「来世は門として生まれて来ることができるといいね」

私は心の中でそっと呟きながら彼の元を後にした

 

あほか!!!

 

あほかっ!!!!!

 

地下鉄なんかで降りるわけでもないのに開くドアの側の真ん中で突っ立ってる人!!

あれ何!!

何のつもり!!!

 

混んでいる流れでその位置に行ってしまうこともあるかもしれない

まぁそれはわからんでもない

しかし

しかしだよ

 

そもそもそこに流れないように最初から意識していようよ

百歩譲ってそれでも仕方なく邪魔になるところに行ってしまったら

道を譲ろうよ

一旦下車して降りる人を通そうよ

 

なんでぼーっと立ってるの!!

人の流れをせき止めるのが今世の君に課せられた使命か!!

 

あほか!!!

 

もうさ、ドアに生まれ変わってきたら良いと思うの!

 

 

君を避けるためにさ、「降ります」とか言わなきゃならないの

言われなくても気がつこうよ

 

しっかりしろーーー!!

寝るなーーーーー!!!

 

 

人の迷惑にならないようにお互い気をつかう

大切な事だと思うんだよね

 

 

 

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