怒るということ

人が人に怒る時

そこには期待がある。

 

こうして欲しい

こうなって欲しい。

変わって欲しい。

 

そんな期待が叶わない時に人は怒る。

 

しかしこの「怒る」という行為

これが効果を発揮するのは

 

・怒る側と怒られる側にしっかりとした信頼関係がある

・怒る側が怒られる側に根拠をもって意思を伝えることができる

 

という事が必要となる。

 

相手が納得いかないような話を感情と共にぶつけても自分の望む結果は得られない。

そもそも怒る必要ってある?

 

怒るという行為自体が悪いとは思わない。

感情をぶつけ合うことでお互いの関係が深まることもあるから。

機械のように感情を伴わない言葉だけを生み出す人を魅力的だとも思わないから。

 

けれど、相手に行動の変化を提案するということに関しては

「怒る」ということは全く効果を発揮しないのではないか。

 

それは怒ることで相手に自分の意思を押しつけているのではないだろうか。

要するに単なる甘えではないだろうか。

 

 

私は人と接するときに極力感情をぶつけないようにしている。

ただ、自分が甘えてしまっている人には怒ってしまう事がある。

甘えている。

よりよい関係を築きたいとう気持ちが強いとき、思考より感情が先走ってしまう時もある。

 

感情というものはとても面白い。