思い込みの枠

今朝のこと

通勤中の地下鉄において

 

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私は毎朝地下鉄を乗り継いで出社します。

一本目の地下鉄は非常に混んでいるのですが、乗り換え後のそれは非常に空いていてかなりの確率で座る事ができる。

最近若干疲れている私は今日もなんとか空席を見つけ着席。

 

ふぅと一息。

 

と、そこに小指の先ほどの大きさの虫。

(私は2m級の大男ではないので小指の先の大きさもそれを加味して想像してください)

 

「ふふふ、無賃乗車はだめだよ君。駅員さんに言いつけちゃうぞ」

 

なんとなくほっこり。

 

はっ!!待てよ!!!!

 

嫌な汗が額を伝います。

 

何故そんなに狼狽したかって?

それはね、彼が無賃乗車と決めつけている自分に気がついたから。

 

こんな所にもいびつな思考の枠が。。。。

 

 

彼はコガネムシかもしれない。

違うな。。。

 

彼には生き別れたお母さんがいて、今まさに必死に会いに行くところかもしれない!

飛んで行くにはちょっと遠すぎるし、途中天敵の鳥だっている。

でもお母さんに会いたい。

そして一言「生んでくれてありがとうと伝えたい!」

 

そんな熱い思いに突き動かされて、彼は日々自販機の下に潜り込んだのかも知れない。(よい子のみんなは拾ったお金を自分の物にしてはいけません)

工事現場で必死に穴を掘ったのかもしれない。

 

それなのにどうして私は彼を無賃乗車だと決めつける。

 

彼の必死な情熱に冷や水を浴びせる行為ではないのか!?

 

 

ごめん、ごめんよ虫雄。

 

私は虫雄に謝ろうと思いました。

 

そんな私に虫雄は理解を示してくれたのか歩寄って来てくれます。

 

 

あっ!!

 

 

虫雄、小学生に蹴飛ばされて飛んで行っちゃった。。。

 

 

まぁいいか、無賃乗車は良くない。

 

 

みなさんルールとマナーは守りましょう。

 

こまで読んでくれてありがとうございます。

もう少しおつきあいいただける方はこちらの過去記事もどうぞ。

 

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