感謝・感激・感電

感電。

人間なら1度や2度は通る道

 

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みなさんもありますよね?

感電秘話。

 

え?

ない?

ありませんか??

 

私にはありますよ。

とっておきの感電秘話。

 

今日はその感電秘話にスポットをあててお話ししようと思います。

 

 

それは私がまだ小学校低学年だった時のこと。

その日は猛吹雪の1日でした。

おにっちくん(推定7歳)は学校から家に命からがらたどり着き、ストーブの前で丸まった猫のように過ごしていました。

 

体が暖まってきたおにっちくんはだんだん正気をとりもどし、自分が暇であるということに気がつき始めます。

しかし外は猛吹雪。

家から出られないおにっちくんはお母さんとお話しでもしようとお母さんを探します。

 

台所に母の姿を見つけたものの一生懸命夕飯の支度をしています。

 

おいしいご飯の為だと思いおにっちくんはストーブの前に帰ります。

 

暇。。。

暇だ。。。

 

キング オブ 多動症のおにっちくんは当然のようにじっとしていられません。

身の回りに何か面白いものはないかと探し始めます。

 

視界に入ったのは母親が使っていたであろう裁縫道具の箱。

 

「なにがでるかな♪なにがでるかな♪」おにっちくん、ノリノリで箱オープン。

 

そこには裁縫道具がぎっしり。

 

目を輝かせながら箱の中を物色するおにっちくん。

 

針などは、なくすとあとで母に大目玉をくらうと理解しているおにっちくん。その中でもなくすことは無いであろうハサミを2本チョイスします。

 

とりあえず両手に持って「蟹」っと一発芸をするおにっちくん。

えぇ、誰も見ていないのでもちろん反応はありません。

 

続いて1人スポーツチャンバラ。

刃物を振り回している事が見つかったら絶対にやられる!

 

危機感を感じたおにっちくんはこれも却下。

 

せっかくゲットしたものの、活かしきることができずハサミが泣いてると感じたおにっちくん。

 

慌てて辺りを見回します。

 

そこにあったのは・・・コンセント。

 

だめ、だめだおにっちくん。

それは本当に危険なやつだ。

 

どこからともなく聞こえてくる制止の声をおにっちくんの好奇心が余裕で振り切ります。

 

「刺したらどうなるんだろう??」

悪魔が耳もとでささやきます。

 

「だめ、だめよおにっちくん、刺してみないとわからないじゃない!」

天使も負けじと反対側の耳でささやきます。

 

両者の意見を聞いたおにっちくんに残された選択肢は1つ

「刺すしかねぇ」

 

いくらハサミが金属だからと言っても柄の部分はプラスチック。

電気が流れるはずがない。

 

こう高を括る自分と、むしろその絶縁体を付した金属がコンセントの中に差し込まれたらどうなるのかという好奇心。

 

やる気が猛ダッシュ。

まずは1本差し込みます。

 

うん。何もおこらない。

 

大丈夫!大丈夫だ!プラスチックすげーーー!

おバカなおにっちくんはテンション高めに禁断の2本目にとりかかります。

 

ザクッ!

 

その瞬間!!!

 

 

強烈に頭部に走る鈍痛。

 

辺りが一瞬にして暗闇につつまれます。

 

私はその瞬間

「これは3歳年上のサディスティックな兄が私の悪行を見つけ延髄切りをぶちかましてきたに違いない!まずい!体罰の上に母親にチクられる!言い訳を用意せねば!証拠を隠滅せねば!」

 

慌てて辺りを見回すおにっちくん。

 

しかし辺りは真っ暗。

 

「あらやだ!停電だわ!」

 

響く母の声

 

「お兄ちゃんちょっとブレーカー見てくれる」

 

「おにいちゃんは今ここでおにっちくんをシバき倒すので忙しいですよぉ奥さん」おにっちくん、心の中で呟きます。

 

このままではサディスティックお兄さんにシバき回される!

これは秘奥義である呪文「お母さん」を唱えるしかない!

いや!むしろここで召喚獣「お母さん」を呼び出したら一目散に私に襲いかかってくる!まずい!まずいぞ!!

 

しかしここで1つの違和感を感じます。

 

お兄ちゃんは懐中電灯を持って玄関にいるのです。

 

??じゃああの強烈な一撃は一体誰が??

 

とりあえずラッキーだ!まずはハサミを抜かなくては!!

 

コンセントに駆け寄るとそこにハサミはない。

 

どういうことだ!一体何が起こっている!

「てじなーにゃ!」

何故か自分の手品で消したことにしようとするおにっちくん!

 

アホなことを言っている場合ではありません。

自体は一刻を争うと気がつき、慌ててハサミを探します。

 

その瞬間辺りが明るさを取り戻す。

 

そこにはコンセントの横にそっと置かれているハサミが2本

 

「そんなに電気使ってなかったのにブレーカーが落ちるなんておかしいわねぇ」

とお母さん。

 

どうやら停電ではなかったようです。

 

これはどうやらばれなくて済んだ!!

ほっとするおにっちくん。

 

冷静さを取り戻し自体の検証を始めます。

 

 

状況から察するに

1.あの鈍痛は華麗な延髄切りではなく感電によるもの

2.感電の衝撃で筋肉が萎縮。腕が縮まった拍子にハサミが抜けた

 

そう結論づけたおにっちくん。

 

「これは本当にあぶなかった、、、、生命の危機ってやつだった、、、」

 

生まれて初めて変な汗を大量に流します。

 

よかった、生きていて。

 

感電だったんだあれは。

 

恐ろしいな感電。

 

 

C         Am7      Em

感電それは君が見た光

F           Dm  G

僕が見た希望

C           Am7     Em    Am

感電それはふれあいの心

F       G7    C

幸せの青い雲

C

感電

 

以上

感謝・感激・感電でした。

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

もう少しおつきあいいただける方はこちらの過去記事もどうぞ。

 

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